現在私はLavatory設計業務に携わっています。Lavatoryとは航空機に搭載される化粧室のことです。この設計業務の直接的なお客様はLavatoryメーカーとなりますが、最終的には航空機を利用する人々や直接整備をする整備士、航空機の運航中に清掃、管理を行う客室乗務員など様々な立場の視点から考え最良の形状や機構を設計しなければいけません。決して広いとは言えない空間の中に様々な要求や構造を盛り込み、強度や操作性を考えながら設計するのは、大変難しいですがとてもやりがいのある設計業務です。
私はLavatoryの設計業務に従事する前は、実際に設計に携わった製品を自分の目でみて、触れるということが難しい製品でした。しかし、現在私が携わっているLavatory設計は自分の目でみて実際に触れることが出来る製品の設計となります。
現在、私が携わっている製品が搭載される予定の航空機は、まだ開発途中であり人が搭乗し空を飛んでいませんが、今後世の中に出た際は是非自分が携わったLavatoryを自分の目で見て触れてみたいです。それが今の目標となっています。